こんにちは。
ここ最近になって一段と花粉量が増え、マスクを装着して出かける人が増えましたね。
昨年は花粉量が全国的に少なかったのですが、今年は例年の1.5倍量だそうです。

静岡は山が近いし気温も高いせいか、特に花粉量が多いようですね。
先日私も薬学講座で賎機北小学校(葵区俵沢)に伺ったとき、すぐ裏の山から火事の煙のように立ち上り舞い散る花粉を見ました。
かく言う私も花粉症でして、やはり今年は去年と比べて症状が出やすいです。

花粉症の患者さんの多くは、知らないうちに症状を悪化させてしまうことが多いです。

ということで、

花粉症を悪化させる3つの方法

①体を冷やす(薄着、シャワーのみの入浴、冷たいものを飲む など)

②不摂生(悪い生活習慣)をする

③砂糖や悪い油を食べる

 

どれもとても簡単で今すぐにもできることばかりですね。

それでは簡単に解説しましょう。
【①体を冷やす】
東洋医学的には花粉症は『水毒』が原因と言われています。
あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、要するに「体内の水が悪いことをしている」ということです。
水は冷たいですよね。余分な水が体から出ていかなくなったら、冷えますよね。
アレルギー症状がひどいときに手足が冷たくなったり、寒気がするタイプの方は、まずはカラダを温めてください。
(くしゃみと鼻水がひどい方は肺の辺りとその裏側、肩甲骨の真ん中辺りにホッカイロを貼るのがおすすめです)
かゆみや目の充血などは炎症ですから一見冷やした方が良いかな、と思われますが、温めた方が治るパターンが多いです。
中には良くならない方が居ます。これが漢方の醍醐味『ひとりひとりの体質』に合わせた治療ですので、その場合は別の処置になります。

【②不摂生(食習慣、生活習慣)をする】【③砂糖や悪い油を食べる】は情報が多いので、また次回に。

つづく