心因性

ストレスで悪化する左半身のしびれと痛み

心因性の痛み・しびれの症例です。
20代 女性

左足の甲とつま先に痛みとしびれが心因性

・2ヶ月ほど前から、左足や手に痛みやしびれがでる。
・日によって痛さに差はあるが、悪化してくるとふくらはぎや膝にまで症状が出る。
・朝起きて歩いた時に痛みを強く感じる。
・きっかけや原因は、心当りがない。
・痛みやしびれがひどい日が増えてきたので、しっかり治したい!

他に気になることはありますか?

・トイレの回数が多い(1日10回以上)
・たまに不整脈が出る
・寝る時に足がムズムズして気になる

いろいろとお話を聴いている中で、4月から仕事環境が変わり、ストレスが増えたことがわかりました。
また、ストレスを強く感じるとヒステリー球が出ると仰っていました。
気の落ち込み、気が滅入ることがあるとも。睡眠に関しては特に苦労していないが、朝の寝起きは悪くスッキリしない
せっかくの休日も出かける気分にはなれず、家でごろごろしている。
というのも自律神経の乱れを体が訴えているサインかもしれませんね。

ストレスは万病のもと、病は気からと言われるくらい、どんな病気にもやはりストレスが一因になっていることは多いです。

治療のポイント

足の甲の痛みやしびれと聞くと坐骨神経痛が考えられます。
悪化したときに出る場所も坐骨神経沿いの箇所です。
坐骨神経痛のほとんどは腰が悪い方が多いですが、この方は腰は大丈夫とのことでした。

しかし、ストレスが多いとご自身が仰る通り、ストレスによって体に症状が出ています
気の落ち込みやヒステリー球、朝の寝起きの悪さもストレスが原因の場合もあります。
寝るときに足がムズムズするのは、ムズムズ足症候群(レストレスレッグ症候群)(脳内ホルモンの乱れが原因)かと思われます。

西洋医学では心因性疼痛と呼ばれるもので、ストレスによって痛みが悪化するタイプです。
こういった場合、坐骨神経痛に使う漢方薬に加え、ストレスを緩和するものも併用することが多いです。
すると、痛みに関する漢方薬を単独で飲んだ場合よりも早く効果が出ます。

糸練功でチェック
患部(痛み、しびれ)の反応
0.7合 膀胱 陽証

脳、自律神経(ストレス)の反応
① 0.7合 胆 陽証
② 3.0合 肺 陽証

痛みの漢方薬に加え、ストレスに対する漢方薬も飲んで頂くことに。

21日後。
□ 痛み ← 朝はたまに痛む日があるが、ほとんど消失
□ しびれ ← 消失
□ 足のムズムズ感 ← 消失
□ 寝起き ← 良くなった
□ 疲労感 ← 朝が楽になり、休日も気分が良い

体調はかなり良くなり気分も明るくなったとはいえ、まだ痛みは完全に治っているわけではないため、漢方薬は飲み続けたいとのことでした。

つづく

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