上焦の病気

頭痛の原因はひとつではない

心因性の頭痛と動悸、不眠の症例です。
50代 女性
前回の内容はこちら

(頭痛は)鎮痛薬で治る時と治らない時があるので困っています

風邪はなおったのですが、頭痛がひどくてお困りの様子でした。
ひんぱんに頭痛が起きるそうなのですが、詳しく聞いてくうちに違う原因、違う種類の頭痛があることがわかりました。

頭痛の種類は3つ
首すじから額にかけてグワーっとくる痛み(頭重感もある)
こめかみあたりがズキズキする
③目の奥を中心に頭全体がガンガン痛い

ご本人の自覚としては
①は仕事でパソコン作業が多いと出てくるようです。
②はエアコンの冷風が当たると悪化するのかも。
③は何が原因か心当りがないとのことでした。

問診と糸練功でチェックしたところ、
①は血流の悪化から
②は冷え(水毒)と精神的な面(心因性)から
③は眼精疲労からきていることがわかりました。

①と③に対し眼精疲労に良い明目仙と、肝血を補う漢方薬を。
②に対しては余分な水をさばく漢方薬を。
動悸がまだ心配なのもあり、頭痛のひとつの原因でもあるので、さらに精神的な面での漢方薬も併用して頂きました。

そして2週間後。
①の頭痛は軽減
②の頭痛は消失
③の頭痛はまだひどいとのことでした。

とにかく眼精疲労がひどいようです。
②に対する漢方薬はお休みにして、他は継続して飲んで頂きました。

眼精疲労は字のごとく、眼の精(エネルギー)を補充しないといけないので、瞬間的によくなることはあってもやはり完治までには時間がかかります。
(貧血の方の鉄や骨密度をあげるのと似ています。どうしても一朝一夕ではいきませんね)

さらに10日後。
「調子いいです!」とニコニコしながら仰られました。
動悸はもちろん起きていません。
大便の形も色もいい感じ。

頭重感は消失し、頭痛もだいぶ軽減
パソコン作業をやりすぎた時に少し出る程度までになりました。

体調が良いので次のお悩みである「精神薬(ジェイゾロフト)をやめたい」というご相談にのることになりました。
つづく

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