乳腺腫の症例です。
30代女性
2015.09.29

乳腺に腫瘤があり、悪化していないか心配です

右乳腺に乳腺線維腺腫があり、20代で手術したのだけれど再び出来てしまいました。
超音波検査(エコー)によると「形状分葉形、内部に粗大石灰化様の高エコーあり」ということで、
医師からは悪性になるかもしれないので要注意というような状況でした。

乳腺線維腺腫は乳ガンになることはないのですが、悪性の場合は巨大化し手術の対象になります。
手術はしたくない
この再発を機に体質改善したいとのことでご相談にいらしゃいました。

腫瘤は押すと弾力があり、痛みは無いとのことです。

体質チェック

冷えのぼせ(足の冷えが強い)
心配性、気分がおちこみやすい
・ストレスがかかると動悸がする
・寝付きは良いのだが、一度目が覚めると眠れない
・大便は下痢気味
・生理は8日間続き、初日は生理痛がつらい
・肝のう胞、胆嚢ポリープあり

問診と糸練功により漢方薬を選定。
ご本人が「乳腺腫と、心配性を治したい」と希望されたので、各々1種類ずつ漢方薬を飲んで頂くことに。
乳腺腫には瘀血(おけつ)を解決するものを、精神面には気の発散を促し気の流れをよくするものを。

2回目の相談時(2015.10.16)

動悸、不眠症状が改善。
乳腺は10月26日に再び検査するとのこと。

3回目の相談(2015.10.27)

病院でのエコー検査の結果の紙を持って一言
「腫瘤が良くなりました!!」と嬉しそうに仰いました。

医師も医療関係者も腫瘤の反応が弱くなっていることに大変驚いていたそうです(^u^)

検査結果には「境界不明瞭 明らかなmassとして描出されない」と書かれており、
医師からも「これなら放っておいて問題ない」と言われたそうです。

漢方薬を飲んで1ヶ月のことでした。

これを機に体質を変えて健康になりたい!」とご要望があったので、今後は体質改善し、腫瘤やポリープのできにくいカラダを作っていくことに。
※ちなみにこの時点で足の冷えは改善傾向にあり、不眠や心配などの精神面はとても良い感じだそうです。
つづく