むくみの症例です。
50代 女性

以前から食物アレルギーによる軟便や心因性の動悸で漢方薬を飲んでいる方です。

最近、旅行から帰ってきてからおなかまわりだけがやけに太って(むくんで)いて気になると仰いました。

問診と糸練功でチェックしたところ、現状の漢方薬で良くなりそうだったので、継続して飲んで頂きました。

そして16日後に様子を伺うと
「おなかのむくみがとれた!」と喜んで仰いました。
さらに(これは今回初めて聞いたのですが)何年も足がだるかったのがすっかり良くなったそうです。

食物アレルギーを改善する漢方薬は、免疫を調節する働きと体の余分な水分を排泄する働きがあります。
これらがうまく反応したのでしょう。

根が深い病気を治療するときや大きな環境変化が起きたときなどは様々な症状が出ます。
1つの症状が治ったと思ったら別の症状が出てきたなんてこともあります。

しかしそこであきらめず、くじけずに乗り越えると体質がどんどん改善されていきます。
一見同じ症状を繰り返しているようでも、その頻度やひどさの度合いはよくなっていることがとても多いです。

アレルギーの完治は時間がかかりますが、症状の改善は早い段階で果たせます。
いまはまだ食べられないものも、そのうち食べれるようになるでしょう。
それまでは少しガマンしてくださいね。