滲出性中耳炎と難治性の咳は腸管免疫がポイント

5歳の女の子です。

チック症をなおすために漢方薬を飲んでいました。
チック症は症状が全く出なくなってから3ヶ月経過したので漢方薬は卒業しました。

中耳炎がクセになってしまった

2014年12月から断続的に中耳炎にかかっていました。
風邪をひくのをきっかけに耳にきてしまい、医師からは滲出性中耳炎と診断されました。

風邪をひく頻度も多く、さらに一度かかると治るまで時間がかかります。
中耳炎になると病院へ行く回数も多くなり大変だといいます。

抗生物質をはじめ薬がたくさん出るのですがなるべく薬は飲みたくないとのこと。
体質改善(風邪をひきにくい体、中耳炎にならない体)も希望されていたので漢方薬でやってみることになりました。

チック症の漢方薬を飲んでいる最中も風邪を引いては中耳炎になったり咳が残ったりしていました。
咳はケホっと軽い咳払いをするような咳です。

弱い咳だけど、なかなか治らない。

(2ヶ月経っても治らないので漢方薬を希望されました)

病院では吸入剤と抗アレルギー薬数種が処方されましたがあまり効果がなかったそうです。
医師も薬が効かないので「アレルギーかな?」と言うときもあれば「マイコプラズマかも?」と言われたり、最終的には「なんだろうね?」という結論に至ったそうです。

滲出性中耳炎に対しては 分泌液を減らす漢方薬。
に対しては 腸内細菌を整えて免疫をアップさせる健康食品カキ仙を飲んで頂きました。
(日頃から便秘がちであったことも考慮しておすすめしました)

2週間後。
「咳がほとんど出ませんでした!」
この最中に風邪もひいてしまったのですが、後を引かずすぐにスッキリ治ったそうです。
もちろん中耳炎にもなりませんでした。

うんちもほぼ毎日出るようになり、色も明るくなってきたそうです。

チック症の漢方薬も、対症療法的にチック症状(興奮)を抑える漢方薬とそもそもの体質を改善させる漢方薬の2種類を飲んでいました。
体質改善の漢方薬はおなかを強くしアレルギーも治す働きがあるため、この漢方薬を飲み続けていたからこそ早く咳が治まったのだと思います。

長く続いた咳もようやく治まりそうでよかったですね。

治療のポイント

腸管免疫 ご存知ですか?
体にあるリンパ節をメインに体内に入ってきた細菌やウイルスをやっつける「免疫」というシステムがあります。
この免疫の70~80%にあるとされています。

小腸にはパイエル板という巨大なリンパ節があり、ここで体内に入ってきたものを有害か無害か判別します。
空港の手荷物検査のような場所ですね。

大腸には400~4000種類、100兆~1000兆個とも言われる数の腸内細菌が住んでいます。
これらの腸内細菌は善玉菌・悪玉菌・日和見菌に分かれ、善玉が多いほど良い状態であり、悪玉が多いと不利益が多いことになります。

漢方では肺と大腸は関係が深い臓器と考えられています。
は肺の症状ですが、これが腸を正すことによって治ったと考えられますね。

もちろん、滲出性中耳炎の再発も防げるでしょう。

その他アレルギーが原因とされる病気(花粉症、アトピー皮膚炎、リウマチなど)はもちろん、脳・自律神経子宮の病気なども腸がキーポイントであることが多いです。

なかなか治らない病気意外な所治療のポイントがあるのですね。
不思議に思われるかもしれませんが、漢方をやっているとよくあることなんですよ。

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