不眠の症例です。
49歳 男性

眠れないから病院に受診しようか迷ったけど

以前に当薬局で不眠の相談をされていた方です。

昨年の2月に病院でうつ病と診断され薬を飲むも効果がわからず、ずっと飲み続けることにも抵抗があるため漢方相談に。

漢方薬を飲み始めて1ヶ月が経つころには中途覚醒の頻度も激減し、体調もよくなっていました。
毎回問診と糸練功でチェックしながら続けていましたが、体調がとても良い日が続いていたのでご本人の希望により途中で漢方薬を飲むのをやめていました

ところが最近体調が悪いとのことで、10ヶ月ぶりに再びいらっしゃいました。

 

漢方薬の方が体調がとてもよかったので

漢方薬を飲んでいる時は不眠はもちろん、肩こりや頭痛も無くとても快適だったそうです。
「病院に行こうかと思ったけどもう一度漢方薬を」と仰ってくださいました。

 

問診で体質をチェック

前の時は中途覚醒(一度目が覚めると眠れない)がメインでしたが、今回は寝付きが悪く、日中の眠気が強くて困っているとのこと。

□布団に入ってから2時間ほど眠れない
□たまに中途覚醒(1時頃)もある
□睡眠の質が悪いせいか、日中の仕事時に眠気が強く出る
□軟便(うんちがゆるい)
□不安になると動悸がし、尿意を催す
□お酒は毎日飲む
□肩こり、首こり、肩甲骨が痛いほど凝っている

 

糸練功でチェック

①気のめぐりを良くして睡眠を良くする漢方薬(主に寝付きの悪さに)
②体を心の緊張をほぐして睡眠を良くする漢方薬(主に中途覚醒に)

2種類を交互に飲んで頂くことになりました。

 

漢方薬をやめるタイミングはなかなか判断つきにくいものです。
しかし決して値段の安いものではないので、良くなったらやめたいという考え方も理解できます。
費用の面でも遠慮なくご相談くださいね。