坐骨神経痛
坐骨神経痛

坐骨神経痛の治療症例です。
30代 男性
1年ほど前から右足に軽いしびれが出始め、半年ほど前からから右半身(背中~肩~腰)に痛みが出るようになった。

坐骨神経痛の症状は、

・背中、肩、鼠蹊部、ふくらはぎ、右足小指などに疼痛としびれ
・同箇所に電気が走るような痛み、ズキッと刺すような痛みが出る時がある
・右半身のしびれ(常に)
・筋肉がこわばっているせいか、歩きづらい(引きずるように歩く)

経緯

病院では「ヘルニアかなぁ。」と診断される。
(ギックリ腰は過去に2回)
処方薬
ロキソプロフェン(ロキソニンに代表される鎮痛薬)
サンバゾン(ミオナールに代表される筋弛緩剤)
メチクール(成分名メチコバール→ビタミンB12)

ロキソニンを飲むと楽になるときもあるし、効かない時もある。
ストレッチやっていたが効果なし。
とにかく何をするにも痛み・しびれ・違和感があるのがつらいとのこと。

糸練功でチェックしたところ
脾  陽証 臓腑 -0.5合  賦骨仙証
三焦 陰証 臓腑   0合  芍薬甘草湯証
に反応を確認。 さらにスクアレンを患部に塗ることでより反応が良くなることを確認。
賦骨仙、芍薬甘草湯を飲み、スクアレンを塗っていただくことに。

14日後。
〇背中~腰の痛みがかなりマシになった。
〇身体の調子がいい(見た目で軽そうな雰囲気)
〇足先のしびれはほぼ消失
〇他の場所のしびれはまだあるが、ストレスを感じない程度
△歩行時に筋肉がこわばる感じがする
△腕・肩・背中の痛みが残っている
△ロキソニン、サンバゾンは飲まない日が出てきた

わずか2週間で今まで一切改善の兆しがなかった症状が軽減していることに驚かれていました。
正直、症状の重さに比べて改善のスピードが早かったことに私も驚きです。
2回目の来局時の嬉しそうな笑顔はとても印象的でした。

つづく