ひざの痛みの症例です。
50代 女性

漢方薬を飲んで60日が経過、、、

漢方薬を飲み始める前と比べて「痛みの度合い」が違うと実感。
しかし、年末年始の不養生(食べ過ぎ飲み過ぎ)によって症状が少し悪化。膝関節症
ももあげ運動もやっていなかった。
以前からたまにあった頭痛の頻度も増えてしまった。

改めて問診、糸練功でチェックし、漢方薬を選定。

30日後

〇痛みの度合いが軽減した!!
〇階段の上り下りが楽になった
△しゃがむときに痛みを感じる

膝痛の時に気を付けるポイント

ひざが痛いうちは正座やあぐら、ひざ立ちは悪化する要因になります。
しゃがみこむ姿勢もやはり、ひざへの負担が大きいです。
運動で筋肉を増やしたり柔らかくすることも大事ですが、負担を減らすことも大事です。

こういった養生をやっているのとやっていないのでは治療のスピードが違ってきます。
漢方薬を飲むことも大事ですが、養生も必要です。

この患者さんは、勤めている会社のトイレが和式なので、そのたびにひざに負担がかかってしまうそうです。
痛みが出る = 炎症が起きる
それを踏まえたうえで治療します。

さらに60日後

〇悪い日もあるが、良い日が増えてきた!
(雨の日は特に痛い)

30日後

〇前回よりも改善してきている!とのこと。

継続して服用して頂くこちになりました。

治療のポイント

漢方薬で治療をするうえで大事なこと。
それは、体質改善も兼ねた治療であるために完治には時間がかかることです。

あわてず 焦らず あきらめず。

長期間にわたって患ったご病気であるほど、やはり治療にも時間がかかります。
今回の症例では、慢性頭痛の治療も同時に行っているため、ひざの痛みの漢方薬は少な目に飲んでいます。

その影響もあり改善のスピードはゆっくりです。
さらには仕事時のひざの負担が大きいのも大きな要因です。

一般的にはどんなご病気でも、30日~60日治療を続けて改善がみられないと不安になって治療法を変えたくなるものです。
しかし、体質を改善しなければ治らない病気の場合はしばらく症状の改善を実感することができない時もあります。

1ヶ月飲み続けた漢方薬が「本当に自分に合っていたかどうか」
これはとても気になることかと思います。
問診のみで漢方薬を選定した場合、もしかしたらそれはわからないかもしれません。

しかし、ふじみ薬局は問診の後に糸練功でチェックしています。
すると症状が良くなっているのか、変わっていないのか、はたまた悪化している(漢方薬が合っていない)のかがわかります。

安心して漢方薬を飲み続けてくださいね。