子宮頸がんの症例です。
20代 女性
2015.10.09

1月の検診で子宮頸がんがみつかりました。。

子宮頸がんの検診を受けたら、HPV(ヒトパピローマウイルス)陽性反応が出ました。

その後3カ月おきに検査しています。
3月の検査よりも6月の検査の時の方が子宮頸癌が進行しているようで心配になり相談にいらっしゃいました。

子宮頸がん自体の症状は特にないとのことです。

漢方ではがん瘀血(おけつ)として捉え治療していきます。

また、子宮頸がんはヒトパピローマウイルスとの関係が強いとされていますので、ウイルスに対する免疫を高めることも大事だと考えます。

体質チェック

・冷え性(手・足・おなか) 特に足冷えがつらい
・軽いのぼせ
・生理痛(前日~初日)の痛みがひどく鎮痛剤が必要なほど
・生理にレバー状の血の塊が混じる
・便秘がち

問診と糸練功により漢方薬を選定しました。
気の流れを良くする漢方薬と、免疫を調節し自然治癒力を高めるために気仙、瘀血を解消するために良塊仙を一緒に飲んで頂きました。

漢方薬を飲んで1ヶ月経過(2015.10.31)

子宮頸がんそのものの症状は無いため、生理の様子や冷え症の度合いでみていきます。

今回の生理は生理4日前から前日までとてもひどかったそうです。
生理日以後は痛みはなく、塊もほとんど出ませんでした。

手やおなかの冷えは気にならなくなってきたが、足冷えは強いとのこと。

漢方薬を飲んで2ヶ月経過(2015.11.28)

今回の生理では生理痛が生理前も生理後もほとんどなく、生理前に少し腰が重く感じる程度だったそうです。

冷えに関しても、足の冷えはあるものの、以前よりもだいぶ楽だといいます。

また、便通が最近非常に良く、毎日気持ちよく出るとのこと。

瘀血(血液ドロドロ状態)生理大便から排泄されるとされています。
この2つが快調になってきているため、体調が良い日が多くなってきています。

今後も病院の検査結果をみながら漢方薬を飲んでいくことになりました。
自然治癒力をアップさせて完治を目指しましょう。