静岡のふじみ薬局です
こんにちは。ふじみ薬局の薬剤師高橋信人(たかはしのぶと)と申します。
いきなりですが、私は漢方が大好きです。
友人や知人、交流のある薬剤師や他医療系の仕事をされているかたから「なぜ漢方薬局をやろうと思ったのですか?」と質問されることがそこそこ多くあります。
そんな時には決まって「病気を治せるからかな」とひとまず応えます。
そこからさらに話が盛り上がると、
・漢方薬は病気の原因を治すこと(体質改善・根治)ができる
・漢方薬は副作用が少なくて安全
・東洋医学は哲学的でおもしろく、奥が深い(体質という概念)
・左脳(理屈っぽい)の私に合っている(漢方治療はとてもロジカル)
・病院や他の治療方法で治らない人も治せる
といったことを話しています。
西洋医学(病院やドラッグストアの薬)の長所と短所
そんな私も新卒から3年は調剤薬局に勤めていました。
同じ会社の店舗移動も含めると3年のうちに4回も職場が変わっていることからお察しいただければと思いますが、
・西洋薬は応急処置が得意
・西洋薬は副作用が心配
・西洋医学は科学で証明できないものは切り捨てて考える(エビデンス重視)
もちろん西洋医学を否定するわけではなく「適材適所の治療が必要だ」ということです。
慢性病と言われる種々の病気(アレルギー疾患、生活習慣病、精神疾患など)に対し、ずーっと応急処置して本当に良いのだろうか?
こころの病気なのに、薬を飲み続けるだけで治るのだろうか?
そもそも、薬を飲んでも症状が良くならないこともある、なぜ?
自分の中の西洋医学の常識が崩れていくのを日々感じていました。
漢方だからできること
病気を治すためには自然治癒力が重要ですが、西洋医学では無視されがちです。
無視というか、あるとわかっているけどどうすることもできないという表現の方が適切かもしれません。
ともあれ、人間の体を機械的にみるクセがあります。
人間の体は臓器や骨・筋肉などのパーツの集合体であることだけでなく、気(目に見えないけれど働きのあるエネルギー。素粒子だとか電気に例えるとわかりやすいかもしれません)もあります。
また、臓器や筋肉は独立して働いているだけでなく、お互いが連携し合って働いている面もあります。
ここの理解が足りていないと、病院でたらいまわしにされるということが起こります。
そしてもう一点。
西洋医学と漢方(東洋医学)で決定的に違うもの。
それは「体質」の解釈・捉え方です。
漢方薬は体質にあわせて選ぶということはご存知のかたも多いです。
体質を知るためには、人体から発する様々な情報(問診や気功でチェックします)を集め、体や病気がいまどんな状態にあるのかを見極めます。
そしてそれに見合った漢方薬を選びます。
西洋医学では、体質というものがあるということは知られていますが、では実際に目の前の患者さんが「どういった体質でどういった治療方が適切なのか」まではわかりません。
自然治癒力と同じく無視されがちです。
しかし、この体質を見極めることが治癒率を高めるための大きな要因であることは否定できません。
当薬局の治癒率が高いのはこのためだと言っても過言ではありません。
病院で何を言われてもあきらめないで
当薬局に相談に来られる患者さんはつらい経験をしているかたが多いです。
あなたの病気は「年のせいだからしかたない」
あなたの病気は「原因不明だから仕方ない」
あなたの病気は「気のせいだから気にするのをやめなさい」
だから「一生薬を飲み続けなければいけない」
果たして、本当にそうなのでしょうか?諦めなければいけないのでしょうか?
私はそうは思いません。
西洋医学の観点から原因不明だろうが治療不可能だろうが、漢方の観点からしたら治療方法が普通にあることが多いのです。
むしろ、慢性病のほとんどは漢方薬で対応することができます。
からだの痛みもこころの痛みも他人にはわかりません。
しかし、本人がとてもつらいことはわかります。
ですから私は「寄り添う」ことを意識して漢方相談をしています。
お気軽にご相談ください
漢方薬は体質を改善し病気の根本を治すことができます。
自律神経の病気が多いのはいまも昔もさほど変わりませんが、最近はパニック障害と診断され、当薬局へ相談にいらっしゃるかたが増えています。
小学生~高校生のこころの病気(起立性調節障害)はさらに多いです。
(病気の漢方的解説や治療実績はHP内に書いていますのでそちらをご参照ください)
ひとりで苦しまずに、まずはご相談ください。
2人3脚で、ゴールへ向かっていきましょう。
病気が治れば人生が変わる!