学校のストレスで体調不良に(起立性調節障害) 公開日 : 2024年2月8日 / 更新日 : 2024年3月2日 869PV 治療症例 起立性調節障害 学校のストレスで体調不良に(起立性調節障害) 16歳 女性学校のストレス(テスト、課題が多い)によって体調不良になってしまった。3か月前、寝不足やストレスによって倒れてしまい、その後から不登校に。病院に行ったが薬は出ませんでした。カイロプラクティックに行ったら悪化してしまい、インターネットで探していたらこちらを見つけました。 気になる症状は? □ 朝起きられない□ 頭痛□ 腹痛 : 下痢□ 吐き気 □ 不眠 : 寝付きが悪い(布団に入っても全然眠くならない)□ 昼夜逆転 :いまは深夜2時に布団に入るのですが全然眠れなく、ひどい時は朝の10時まで寝付けません。そのため、起きて活動開始するのは午後4時ころです。 体質をチェック ・立ちくらみがひどい・食事をするとすぐにトイレ(大便)に行きたくなる・生理痛がひどい 漢方薬を選定 ストレスが原因で悪化したことから、体調不良を治すためには自律神経を整える必要がありそうです。睡眠の質もかなり悪いこと、下痢が続いていることから、それに見合った漢方薬を選定。①緊張をゆるめ、自律神経を整える漢方薬②おなかを元気にして下痢を治す&気力をアップさせる漢方薬上記2種類を飲んでいただきました。 漢方薬を飲んでの反応 【 漢方薬を飲んで2週間後 】・寝付きが少しよくなった。・午前3~5時に眠れるようになった。・朝起きるのが早く(10時)なった。【 さらに4週間後 】・新学期、遅刻したけど学校に行けた・その後もたまに休むがほとんど学校に行けている【 さらに4週間後 】・課題が多く疲れて1回だけ月曜に休んだ。・それ以外の日は学校に行けている【 さらに4週間後 】・学園祭にも参加ができた症状は全く消失し、本人も体調に自信がついたので漢方治療は終了しました。 治療のポイント 西洋医学では、不登校になってしまった場合には「重症の」起立性調節障害ということで、治療には3年かかる。と言われていますが、今回の症例では漢方薬服用を開始して6週間後には学校に行けるようになりました。昼夜逆転(16時に起きる)の状態から6週間で登校、さらに4週間後にはフルタイムで毎日学校に行けるようになりました。ご本人のモチベーション、ご家族の協力の賜物だと思います。起立性調節障害自体は自律神経の乱れ、要するにストレスによる心の病ですが、同時に痛みや悪心など気分が下がってしまう症状を持っています。漢方薬では症状を治すことも、原因になっている自律神経も治療が可能です。一般的な病院や相談薬局と当薬局との違いに関しては解説ページをご覧ください。https://fujimikanpo.com/%e8%b5%b7%e7%ab%8b%e6%80%a7%e8%aa%bf%e7%af%80%e9%9a%9c%e5%ae%b3%ef%bc%88od%ef%bc%89%e3%81%af%e6%bc%a2%e6%96%b9%e8%96%ac%e3%81%ae%e5%be%97%e6%84%8f%e5%88%86%e9%87%8e%e3%81%a7%e3%81%99/ こちらの記事もチェック急に気分が落ち込む(うつ・起立性調節障害)学校に行けるようになって嬉しい!(起立性調節障害)ほぼ毎日学校に行けるようになった(起立性調節障害)起立性調節障害にも漢方薬!ひざ痛に すぐ効く漢方薬と体質改善の漢方薬集中力がない、忘れ物が多い(ADHD・アスペルガー) タグ : 起立性調節障害 「体調が悪すぎて子宝は諦めていたのに(パニック障害・不妊症)」 「車の運転がこわい(パニック障害)」 コメントを残す コメントをキャンセル名前 (必須) メールアドレス(公開されません) (必須) ウェブサイト 上に表示された文字を入力してください。コメントコメント送信 Δ このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください。