こんばんは、ふじみ薬局の高橋です。
静岡市は今日はまた少し寒さが戻ってきました。こういった寒暖の差も、自律神経に影響しますので要注意です。
不眠を悪化させる5つの方法も、今回で4個目の投稿です。
さて、気になる4つめは、、

【4】寝ても寝ても眠いからと睡眠時間をとりすぎている

「欲求は健康を維持するために必要だから湧き、そう行動させる」のだと言われれば、
そうかもしれませんが、何事も『過ぎたるは猶及ばざるが如し』です。
やり過ぎはダメ。すべてはバランス良くです。

例えば蚊あたりに刺されて皮膚の一部がかゆくなったとしましょう。
この「かゆい」という反応・感覚はカラダからの声とも言えます。
『そうして欲しい』から『そうしたくなるような欲求を起こさせる』のです。

具体的に言いますと、赤く腫れた皮膚は炎症が起きています。
ここに「かゆみ」が出てくると、私達はついつい掻いてしまいますよね?
これは、皮膚を掻くことによって、表面が少し破れ、炎症を発散させやすくし、早く治すためだと考えられます。

しかし、掻き過ぎてしまうと傷になり出血し、余計に炎症が広がり悪化します。
これは誰しも経験があることかと想います。

「カラダの声を聞く」「カラダの支持に従う」のは重要なことですが、やり過ぎてもいけない。
この絶妙なバランスが、人間の不思議であり妙であると思います。

これまたみなさま経験されたことがあるかと思いますが、
寝過ぎるとどうなるか。。。だるくなりますね。あるいはボーッとする。
充分な睡眠時間から過剰な睡眠になってしまうと、浅い眠りになってしまいます。
浅い睡眠が続くと覚醒時の意識レベルもぼんやりしてしまいます。

すると、自律神経のオンオフがうまくいかなくなり、夜のリラックススイッチ(副交感神経)が入らず、
人によってはなかなか寝付けない、はたまた寝付きは良いが途中で目が覚めるとなかなか眠れないといった不眠症状に陥ってしまいます。

理想の睡眠時間は○○時間などとよく言われますが、理想の睡眠時間は人によって違います。
その人が日中活動をする上でより良いコンディションを保てるような睡眠、が理想です。
そのためには何時に寝て何時に起きるのがベターなのか、毎日のことですから何となく感覚でわかると思います。

ところが、仕事や付き合いなどで睡眠時間が遅くなったり、ストレスやいろんな事情で睡眠の質が低下してしまい、そううまく眠れない。
という方が非常に増えているのが現代のニッポンです。ストレス社会なんて言われているくらいですからね。

ストレスを発散させることができれば良いのですが、そう器用な人ばかりではない。
むしろ、まじめな人や周りに気を遣う人ほど、ストレスが溜まりやすい社会構造になってしまっています。
「色々改善したいけど、、、、、」というあなたのために、ふじみ薬局はオーダーメイドの漢方薬をおすすめします。
不眠の原因はストレスが多いです。でも、ストレスの原因は人それぞれ。そしてそれをうまく解決させる方法も人それぞれ。
体質や性格などから病気をみるのが漢方です。
だから、こころの病は漢方薬が良く効くのです。
いつでもご相談くださいね。