ADHD(注意欠陥障害)の症例です。
20代 男性

こんにちは。
梅雨明けが発表されるやいなや、静岡では35℃を超える猛暑?酷暑?とにかくとんでもなく熱い日が続いていますね。
熱中症はもちろん、エアコンや冷たいものの食べ過ぎ飲み過ぎでの「冷やし過ぎ」もご注意ください。

さて、今回は以前にもご紹介しましたADHDの症例です。
※ 以前の記事1 以前の記事2

ここ最近は心因性の症状(ストレスを強く感じると胸痛・頭痛がする)は全く出ていない

睡眠に関しても特に苦労していないようです。

治療のポイント

以前の記事でもご紹介したかもしれませんが、大事なことなのでここでもお伝えします。

それは食養生に関してです。
ADHDの治療に際して

【食べた方がいいもの】
◎味噌汁(もちろんダシは天然ダシで)
◎カルシウムふりかけ(ふじみ薬局のおすすめレシピです)

【避けた方がいいもの】
×白砂糖
×悪い油(マーガリンなどのトランス脂肪酸)

【体質によって】
◎葉緑素(緑の濃い野菜)

この方も最初はミルクと砂糖入りの缶コーヒーを毎日飲んでいました。
まず最初にこの食養生をお伝えし、徐々に減らしていき、いまではコンビニのその場でつくられるコーヒー(砂糖・フレッシュなし)に変えました。
みそ汁もがんばって毎日食べてくれています。

こういった養生は、それだけでは効果はうすいかもしれませんが、漢方薬を飲みながら併用するとより一層改善のスピードがあがります。

ADHDの症状らしき症状としては
・忘れっぽい(ペンやカギなど日常よく使うものをどこかに置き忘れる)
・文書をつくると誤字脱字が2~3か所ある

本人のお話を聴いているときにふと質問していると漢方薬で体質改善
「そういえば、仕事で調子良い日が割りとあるので良くなっているってことですかね?」という返答をされました。
こういった症状は本人も他人も評価しにくいものですが、ここでも「ものさし」を活用することで分析・評価がしやすくなります。

脳の代謝(細胞の生まれ変わり)は60日と言われています。
これこそ体質改善。
ゆっくりしっかりやっていきましょう。