湿疹のかゆみと紫斑の痛み
紫斑病とアトピー性皮膚炎の症例です。
4歳の女の子
疲れると症状が悪化するようです。
漢方薬を飲んで1ヶ月が経過。
幼稚園で体操運動をして疲れたら紫斑がたくさん出てしまいました。
手首や足首の痛みを母親に訴えるらしく、つらそうだったとのこと。
運動すると紫斑と関節痛が悪化していたため、幼稚園の方針としてはこのままだと体操や走りまわる遊びはやらせることはできない、と言われたそうです。
本人は運動が好きなだけに、それはかわいそうですよね。
病院では週に1回のペースで検尿をしています。
アトピー性皮膚炎の症状も出ていたためか、今回はアレロックとオノンが処方されました。
前回の内容と重複しますが、これらの薬はやはり効果がありませんでした。
糸練功でチェック
疲れた結果として紫斑は出ているものの、体質的な部分は悪化しておらず、むしろ改善傾向にあったので漢方薬は同じものを継続して飲んで頂きました。
1ヶ月後。(漢方薬をのみはじめて2ヶ月経過)
「大きい紫斑ができなくなりました」とお母様が喜んで仰いました。
紫斑は減少しましたがアトピー皮膚炎の症状が出てきたため、トータルの量は変えずに漢方薬を2種類にしました。
3ヶ月経過。
紫斑はだいぶ減ってきました。
色もうすくなってきています。
遊んで疲れたときに紫斑が出たけど、出方が軽かったそうです。
本人も嬉しそう。
アトピー皮膚炎も改善傾向。
4ヶ月経過。
かなりきれいになりました。
新しく紫斑が出ることはなくなり、運動しても全く大丈夫だったそうです。
もちろん、関節の痛みも出なくなりました。
つづく