チョコレート嚢腫(子宮内膜症)の症例です。
40代 女性

不正出血があったので検査してみたら、

以前に何度か不正出血があり、気になって病院で検査したところチョコレート嚢腫・子宮内膜症と診断されました。

病院側は「卵巣ごと摘出」という方針。
それはできれば避けたいということで相談にいらっしゃいました。

チョコレート嚢胞の大きさは4cmほどのものがひとつ。
2ヶ月後に手術することは決まっているので、それまでにできることはやっておきたいとのことでした。

問診の結果、漢方薬で解決できそうだったため漢方薬をおすすめしました。

体質チェック

□貧血気味 ← 子宮内膜症に多い体質です

□生理前に生理痛がする

□生理周期はやや不順 生理期間は7日間

□冷え性 むくみが気になる

以上から血液が少なめでドロドロしやすく、水をため込みやすい体質であることが予想されます。

糸練功で患部を確認し、漢方薬を選定。
漢方薬と同時にアミノ酸製剤も飲んで頂くことに。(血液を増やすため)

1ヶ月後の検査で、

1ヶ月後の検査で4cmだったものが2cmになっていました。
この時「これなら患部だけとれば良いだろう」と医師は判断が変わりました。

そしていざ手術

さらに1ヶ月後。

いよいよ手術です。

摘出されたものは、小指の先のようなほんのちょっとの大きさだったそうです。

後日、当薬局にいらっしゃった時に「もしかしたらこれなら手術する必要なかったかもね。」
とAさんは笑って仰いました。

手術をした医師も、思っていたより全然小さくなっていて驚いたそうです。

手術後の検査も異常なし。
薬もなしで今は元氣に過ごしていらっしゃいます。