修学旅行に行かせてあげたい(起立性調節障害) 公開日 : 2024年1月25日 / 更新日 : 2024年3月2日 742PV 治療症例 起立性調節障害 修学旅行に行かせてあげたい 16歳 女性起立性調節障害(OD)と診断され、病院の薬と漢方薬を飲み鍼治療もやっていますが良くなりません。1か月前に風邪をひき発熱。その後から学校に行けなくなってしまいました。。「6週間後に修学旅行があるので行かせてあげたい。」とお母様が相談にいらっしゃいました。 お悩みの症状は? ・朝起きるのがつらい(上半身を起こすことができない)・背中が重い感じがする・立ちくらみがする(クラクラする)6時に目が覚めるが、活動開始は13時。それまで布団から出られない。 漢方薬を選定 ①貧血を治す漢方薬②気のめぐりをよくする漢方薬2種類の漢方薬を飲んでいただいました。 2回目の来局(2週間後) 漢方薬を飲んで2週間。・背中の重みはなくなりました!・立ちくらみが減りました(1日5~6回が2~3回に)・肩に石が乗っている感じがしてしんどい・活動開始時間が早くなった(10:30から動けるようになった)授業は午後から参加しているとのこと。毎日夕方になると微熱が出ることがわかったので、漢方薬の内容を変更。 3回目(漢方薬を飲んで6週間後) 「無事に修学旅行にいけました!お土産もいっぱい買ってきてくれて、本当によかったです。」とお母様がうれしそうに報告してくださいました。その後も毎日フルタイムで学校に行けていますが、まだ全快ではないので漢方治療は継続中です。完治まで三人四脚でがんばりましょう。 治療のポイント 西洋医学では、不登校になってしまった場合には「重症の」起立性調節障害ということで、治療には3年かかる。と言われていますが、今回の症例では漢方薬服用を開始して3週間で学校に行けるようになり、6週間後にはフルタイムで登校できるまでに至りました。13時まで動けない状態から6週間後に修学旅行。と最初聞いたときには無茶かなとも思いましたが、ご本人のモチベーション、ご家族の協力もあって成功いたしました。起立性調節障害自体は自律神経の乱れ、要するにストレスによる心の病ですが、同時に痛みや悪心など気分が下がってしまう症状を持っています。漢方薬では症状を治すことも、原因になっている自律神経も治療が可能です。一般的な病院や相談薬局と当薬局との違いに関しては解説ページをご覧ください。https://fujimikanpo.com/%e8%b5%b7%e7%ab%8b%e6%80%a7%e8%aa%bf%e7%af%80%e9%9a%9c%e5%ae%b3%ef%bc%88od%ef%bc%89%e3%81%af%e6%bc%a2%e6%96%b9%e8%96%ac%e3%81%ae%e5%be%97%e6%84%8f%e5%88%86%e9%87%8e%e3%81%a7%e3%81%99/ こちらの記事もチェック授業中に眠ってしまう足がピクつく、爪をかむおなかのむくみがとれた!水も飲めないくらい胃が苦しい目をあけているのもつらい眼精疲労食べ過ぎると胃のあたりが動悸する 「車の運転がこわい(パニック障害)」 「頭痛・腹痛・息苦しさがひどくて不登校に(起立性調節障害)」 コメントを残す コメントをキャンセル名前 (必須) メールアドレス(公開されません) (必須) ウェブサイト 上に表示された文字を入力してください。コメントコメント送信 Δ このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください。