つらい生理痛(子宮筋腫と内膜症)
子宮筋腫と子宮内膜症の痛みに漢方薬
48歳 女性
生理痛がひどくてつらい
30代の頃から、生理初日と2日目の頭痛と下腹部痛がひどいです。
いままでは市販薬を飲んだら治っていたのですが、今回は治りませんでした。
痛みが強いので婦人科を受診したら「子宮筋腫と子宮内膜症」と言われました。
気になる症状は?
頭痛と下腹部痛がとにかくつらいです。重みも感じるので何かあるのでは?と不安になってしまいます。
体質チェック(適切な漢方薬を選ぶためのヒント)
□ 生理痛と頭痛は生理の初日が特につらい
□ 冷え症(特に足首から足先にかけて)
□ 睡眠の質が悪い(寝付きが悪く、眠っても途中で目が覚める)
□ 気にすると小便の回数が増える
□ 便秘がち(2~3日に1回。スッキリ出ない)
問診と糸練功で子宮筋腫と内膜症をチェック
①筋腫や子宮内膜などの余分なものを排泄し、血流をよくする漢方薬
②病気の原因と思われる貧血状態を治す漢方薬
以上2種類を交互に飲んでいただきました。
漢方薬を飲んで1ヶ月経過
「今回の生理痛は、鎮痛剤を飲まなくても大丈夫でした。」
「下腹部痛は教わったようにおなかを温めたら楽になりました。」
「頭痛は少しありましたが、軽かったです。」
「便通がよくなりました。」
早くも漢方薬の影響か、症状が楽になったようです。
2ヶ月目
「生理の時に出る症状が軽かったです!」
「足の冷えもだいぶ楽です。」
3ヶ月目
「痛みがグッと減りました!!」
6ヶ月目
「毎月不安だった痛みがないので、快適に過ごせています。」
子宮筋腫と子宮内膜症の治療のポイント
治療のポイントは、余分(筋腫や内膜)を捨てること と 不足(血)を補うこと のバランスを体調に応じて調節することです。
漢方薬は効くまでに時間がかかると言われますが、適切に使えば今回の症例のようにつらい症状も早々に楽になることも多々あります。
出ている症状と、それを引き起こす体質。
質の良い漢方薬なら、どちらにも対応可能です。