なぜ西洋薬が効かない病気でも漢方薬は効くのか。
ADHD(発達障害)の症例です。
20代 男性
漢方薬を飲んで2ヶ月が経ち、変化したことは?
□ 朝の寝起き: 悪かった → 特に苦労していない
□ 胸部痛 : ひどい時は夜も眠れないほどの痛み → まれに出るが軽い
□ 頭痛 : 月に1~2回、ひどい偏頭痛があった → ここ2ヶ月は出ていない
□ 脳、意識 : 常にボーっとしている状態 → しっかりしている日が増えている
いま、つらい症状は?
ストレスの原因は職場の人間関係。
□ストレスのもととなる人と会うと、その後ずっと体が重く感じる
(問診していてもいつもとは違った様子で、口調も重苦しい印象)
治療のポイント
ADHDは西洋医学では完治しないとされています。
そのため、症状を緩和させることを目的に薬で脳内ホルモンをコントロールします。
しかし、これらの薬が「効かない」場合、どうすることもできないのが現状です。
また「原因」は親の喫煙や受動喫煙、
飲酒、空気汚染、化学物質などの環境ホルモン。
また、出生時のトラブルや低出生体重児も関係があるとされているらしく、
なんのこっちゃといった印象です。
要するに「よくわかんない」のだと思います。
漢方は体質を見極めたうえで、その時の症状から
崩れた体のバランスを整える漢方薬を選定します。
睡眠の状態は大きく影響します。
今回の患者さんの場合は
『寝付きは悪いが、眠ってしまえば朝までグッスリ眠れる』
という特徴がありました。
糸練功でチェック
継続している漢方薬に爽快仙を足した方が反応が良かったので、
朝の分に追加して飲んでいただく。
↓
30日後
□ 体はたまに重く感じる時あるが、爽快仙を飲むとすぐに良くなる
□ その他症状は出ていないので、調子が良い!
検査しても見えないもの、数字に表せないものに対し、
西洋医学はあまり期待できません。
客観的に評価できないものへのアプローチが弱いのです。しかし、漢方は体質や症状を体からのサインと捉え、
パズルの足りないピースを埋めるかのように、
ひとりひとりに合った治療方法を探ります。特に「こころの病」は原因が多岐に渡ります。
だからこそ、オーダーメイド治療できる漢方が活躍するのです。
体質だから、脳の病気だから、病院で治らないと言われたから。
そんなことは治らない証明にはなりません。
あきらめる前にご相談ください。