ADHDの完治にむけて
ADHDの症例です。
28歳 男性
2015.08.05
本人の自覚する不快な症状(心因性の頭痛、偏頭痛、胸部痛、睡眠障害など)は今回も一切なかったとのことでした。
肝心の集中力に関しては「全体的なことなので具体的にはわからないのですが、頭が冴えていて集中できる時間が増えているように思います」と仰いました。
糸練功の結果からもかなり改善されている様子がうかがえました。
ADHDには「表現したいけど言葉が出てこない」という特徴があります。
まだ症状(心因性疼痛など)があった頃には漢方カウンセリング時の質問に対する応えがうまくできませんでしたが、
最近では、素早く的確な言葉に変わってきているような印象もあります。
「完治した」と言い切るのが難しい病気だけに、卒業=漢方薬のやめ時がわかりにくいですね。
本人が納得された時点で卒業でもいいのかもしれませんが、漢方薬は体質改善ができるという強みがあります。
それは脳であっても同様です。
かなり良い状態ですが油断大敵。完治目指してがんばりましょう!