しびれの場所は移動する
坐骨神経痛の症例です。
昭和56年生 男性
2015.09.19
漢方薬を飲みはじめて2ヶ月が経過
仕事での筋肉疲労と精神的な面からきている坐骨神経痛のお悩みです。
腰や坐骨神経の痛みはほとんど無くなり、疲れがたまると少し感じる程度にまで回復しました。
前回の内容はこちら
しびれも回復傾向にあり、しびれを感じる場所が前回は太腿だったのが、今回はふくらはぎから足の指先へと移りました。
これは新しくしびれが出て悪化しているのではなく、回復する過程でよく起こることです。
これを知らないと「しびれが増えた」「しびれがとれない」と不安になりますね。
※しびれが移動しているのが必ずしも改善傾向にあるとは限りませんのでご注意を
ふとももにあったしびれが下におりていくイメージです。
太腿→ふくらはぎ→足先と移動します。
そしてその後は足からしびれが抜けていくことが多いです。
痛みはほとんどなく、しびれもほとんど気にならなくなったところで、今回は筋肉痛をなんとかしたいと仰られました。
回復してきているので無理がきいてしまうためか、今度は筋肉痛が出るようになったそうです。
「無理は禁物ですよ」とお伝えした上で、漢方薬を少し変更しました。
心因性腰痛の素因もあるのですがかなり改善されているので、精神面の漢方薬は爽快仙で代用し、
代わりに筋肉痛を改善する漢方薬を飲んで頂くことにしました。
仕事で体を酷使しながらの治療だったので時間がかかると思いましたが、いい調子で直ってきています。
今後も糸練功でチェックしながら、より良い方法で治療していきましょう(^u^)