不眠症の症例です。

三島市にお住まいの方です。
遠方なので頻繁にはご来店できず、漢方薬はお送りしていました。

とにかく寝付きが悪いので睡眠薬(ゾルピデム)を飲んでいるけれど
「できればやめたい」というご相談でした。
22時に布団に入っても26時まで眠れなかったそうです。

漢方薬を飲み始めて2週間ほどで、自然に眠れるようになったそうです
たまに睡眠薬を飲む日もあるけど、ほとんど飲まずに済んでいるといいます。

睡眠薬を10年ほど飲み続けていたために、もう少し改善に時間がかかると思いましたが、
早く良くなって私も嬉しいです。

「漢方薬を飲むから、病院の薬はやめた方が良いですか?」とよくご質問を受けます。

特に精神的なご病気でお悩みの方は「薬は依存性もあるし副作用もあるからこわい」という思いから、
一刻も早くやめたいと思っている方が多いです。

その心中はお察ししますが、急にやめるのは、やはり危ないのです。

漢方薬を飲んで体質が改善されれば自然と睡眠薬が不要になります。
そうしたら飲んでも飲まなくても眠れるわけですから、もちろん睡眠薬が不要になります。

これは「病院の薬は危ないのでやめましょう!」と言っているのではなく、
「自然に眠れるようになったのだから、飲まなくても大丈夫。」という至極当然のことです。

「漢方薬は体質改善」とはよく言われていることですが、
日々相談を受けている中でその素晴らしさを実感することが本当に多いです。