添加物アレルギーで手湿疹が悪化してしまった
30代 女性
〇〇を食べたら強烈に悪化してしまった
昨年の8月から食物アレルギーの手湿疹で漢方薬を飲んでいる方です。
糸練功で食物アレルギー(隠れアレルゲン)はチェック済みであり、皮膚病を悪化させてしまう食品もお伝えしました。
しかし、ガマンできずに隠れアレルゲンの食品を食べてしまう。
そして赤みやかゆみが悪化する。
再び漢方薬の中身を状態にあわせて変えて治る。
しばらくその繰り返しでしたが、漢方薬を飲んでいるせいか悪化した後の治りがかつてないほどに速いので油断してしまっていたそうです。
事態が急転したのは今年のはじめのことでした。
「いつものように少し皮膚炎出てるのかな。。。」と思っていると、予約時間通りにいらっしゃったその顔は真っ赤でパンパンに膨らんでいました。
さらに手も真っ赤になっていて、かゆみもとても強いと仰いました。
「どうしたのですか? 何か心あたりはあります?」と尋ねると「某カフェでスフレを食べたら途端に喉がかゆくなって、みるみるうちに肌も真っ赤になってしまいました。」と応えられました。
これは大変だ!
と糸練功でチェックします。
手の湿疹は小柴胡湯加味証の反応がみつかり、
顔の赤みは梔子拍皮湯証の反応がみられました。
かゆみが強いとのことで牡蠣仙も併用です。
砂糖や油(トランス脂肪酸や獣の脂)は皮膚病を悪化させることで有名ですが、食品添加物にも注意が必要です。
おそらく酸化防止剤に反応したのだと推測しました。
つづく