精神的な影響もある坐骨神経痛
坐骨神経痛と自律神経の症例です。
60代女性(私の義母です)
少し前までは痛みがあっても翌日にはなおっていたのに
坐骨神経痛が気になりだしたのは3~4ヶ月前から。
腰に負担のかかる仕事であるため、それまでもたまに腰に痛みを感じていたのですが、お風呂に入って寝たら翌日には動けていたのでそのままにしていました。よくあることです。
ところが最近は痛みがとれなくなってきて、さらには痛みのレベルも痛む範囲も大きくなってきたので相談にいらっしゃいました。
痛む場所はどこですか?
□腰からお尻にかけて。悪い日は太腿(側面)にも痛みやしびれが出る。
どんな時に痛みがひどくなりますか?
□仕事で腰(筋肉)をよく使うと
□ずっと立っていると(台所で料理など)
□ストレスがたまる、ストレスを強く感じると
糸練功(医療気功の一種)でチェックすると、患部(坐骨神経)の反応に加え、精神的なストレスが関係する心因性の反応もありました。
坐骨神経には、血と気の流れをよくし、代謝をあげて体を温める漢方薬を。
精神面には、神経の緊張をほぐし気のつまりをとって自律神経を整える漢方薬を。
坐骨神経の薬は煎じて頂き、精神面の薬は粉として両方を飲んでいただきました。
2週間後には「かなり楽になった」と喜んで報告してくれました。
4週間後には「生活している上でほとんど気にならない」とのこと。
かなり改善していることは糸練功でチェックしてもわかるのですが、いまやめてしまうと再発する可能性が高いことをお伝えし、続けて飲んで頂きました。
さらに8週間後、年始の挨拶で伺ったときにみてみるとさらに改善していたので、今後は少量で飲んで完治をめざすことになりました。
治療のポイント
この症例ではかなり早い段階で症状が改善しました。
個人的な所見ですが早く改善された要因は、
①症状が出てから漢方薬をはじめるまでが3ヶ月と比較的早かったこと
②手間はかかるけど煎じ薬(3日に1回煎じます)を選んでもらったこと
③食べ物に気をつけてもらうこと(特に悪化させるもの)
④痛みの漢方薬に加え、心因性の痛みに対する漢方薬を飲んだこと
これらが良い結果を生んだのだと考えられます。
神経痛や関節痛全般に言えることですが、もち米製品と砂糖は控えた方が良いです。
さらに義母の場合は、痛みの原因のひとつにミネラル不足の影響もあるため玄米はやめてもらいました。
神経痛も関節痛も、使う漢方薬はひとそれぞれです。
体質によって、痛みの種類によって養生(食べると良いものや悪化するもの)も変わってきます。
漢方薬も、早く治す生活養生もひとそれぞれ。
ばっちり合った漢方薬と養生を実践すれば治るスピードも早いのです。
あきらめる前にご相談ください。
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