意外? 花粉症を悪化させる食品5選
いよいよ花粉症シーズン本番ですね。
今日も静岡では花粉が非常に多かったようです。
ということで今回は『 意外? 花粉症を悪化させる食品5選 』です。
当店ではアレルギー疾患(鼻炎、喘息、胃腸病、慢性下痢、潰瘍性大腸炎、皮膚病全般など)の相談の時には必ず食物アレルギーをチェックしています。
アレルギー疾患をお持ちの方は花粉症にも反応する方が多く、この時期悪化することも多いです。
そんな中で、アレルゲンとして有名なものからなかなか知られていないものまで、
今回は当店の相談時によくある代表的なものをお伝えしようと思います。
※ふじみ薬局では糸練功(医療気功)によってあなたがどんな食品に反応しているのかチェックいたします。
『本人は自覚していないけど症状を悪化させるもの』を『隠れアレルゲン』と呼んでいます。
今回はその一部をお話します。
意外? 花粉症を悪化させる食品5選
1.トマト
まずは「えっ!? だって健康に良いって言うじゃん、、、」と驚かれる率ダントツ1位、トマトです。
トマトにはヒスタミンというアレルギー物質が含まれています。
鼻炎薬の中に抗ヒスタミン薬というものがありますが、トマトを食べていたらこの薬の意義がなくなってしまいますね。
炎症を起こすヒスタミンを含む食品は他にナスやエノキ、タケノコやチーズなど。
これらも反応が出やすい傾向にあります。
トマトとナスは皮をとたり加熱すると大丈夫なこともあります。
2.バナナ
バナナはトリプトファンというアミノ酸を含みます。
これは体内でセロトニンに変換されます。
セロトニンは睡眠に関する重要なホルモンというのはご存知の方も多いかもしれません。
このセロトニンが炎症を引き起こすか否かは科学的にははっきりしていません。
しかし、店頭相談時に糸練功でチェックしていると、これらの食品は反応することが多いです。
キウイ、パイナップル、イチジクも同様です。
また、同じ果物の括りとしてリンゴとサクランボも要注意です。
フルーツを食べて口の中がかゆくなった、舌が痛くなった・ビリビリした、胃が気持ち悪くなった、下痢をしたという経験がある方はおそらくこれらのアレルギーでしょう。
3.肉(おもに脂)
主に肉の脂の部分です。
花粉症の鼻炎症状は字の如く炎症です。
火に油を注いだら火がより一層強まりますよね。
牛、豚、鶏(鶏皮)が代表的です。
4.悪い油
こちらの油はトランス脂肪酸系です。
マーガリンにマヨネーズ、ドレッシングなど。
さらには鮮度の悪い青魚(サバ、イワシ、サンマなど)もアレルギーを引き起こしやすいです。
他にも、魚ではカツオやマグロは反応が出る人が多いです。
5.砂糖
砂糖は酸性食品です。
炎症部位は酸性ですから、砂糖を摂取するとより酸性が強くなってしまいます。
お菓子全般、ジュースなどは花粉症症状が強い日は控えめにしましょう。
ちなみに、花粉症症状のほとんどは冷えると悪化します。
私がいちばん危ないと思っている食品
それは、アイスクリームです。
アイスクリームは砂糖と油(乳脂肪)が多いですね。
当然ながら体を冷やします。
私自身も花粉症の症状がひどい時に食べて猛烈に悪化した経験が何度もあります。
(もちろんその後に漢方薬などでフォローします)
他にもまだまだありますが、他の食品は人によって良し悪しが分かれる事が多いです。
気をつけなければいけないのは、健康に良いとされている成分が入っているからと言って、必ずしもそれがあなたに良いわけではないということです。
トマトや青魚はその代表例です。
正しく知って花粉症シーズンをうまく乗り切りましょう。
隠れアレルゲンチェックは簡単にできますので興味がある方はお気軽にお尋ねください(^^)