ひざの痛みを治すうえで知っておきたい食事と運動

変形性膝関節症(ひざの痛み)の治療症例です。
70代 女性

漢方薬を飲んで1ヶ月で痛みがかなり楽になりました!

□ 階段を下りるとき ← 改善◎変形性膝関節症、ひざの痛み
□ 仰向けで寝ているとき ← 改善◎
□ 雨の日 ← 改善
□ 歩き過ぎたとき ← 歩く距離による△
□ 長時間同じ姿勢で居ると ← 改善◎
□ 冷えると悪い ← 改善◎
□ひざ裏がつっぱる ← 改善◎

【治療のポイント】
最大のポイントは、無理をしないことです。
理想を言えば「ひざを使わない」のが治癒への最短距離です。
しかし、仕事や家事などでやむをえない場合がほとんどですよね。

運動は大事ですが、やはりひざを曲げ伸ばしするような運動や負荷のかかる運動は悪化させてしまいます。
筋肉を増やすと関節への負荷が軽くなるのですが、やはり「やり方」が大事です。

以前「病院でスクワットをやるように言われた」という患者さんが何名か居ましたが、やると悪化すると想います。
文章で書くのは難しいですが、やるのは簡単な運動がありますので、
これは相談時に必ずと言って良いほどお伝えしています。

食事に関しては、カルシウムとマグネシウムのバランスいい食品を食べること。
小魚や海藻ですね。簡単に摂取できる手作りふりかけのレシピがあるので、こちらもおすすめです。
食は「食べた方がいいもの」よりも『食べると悪化するもの』を知ることの方が大事です。

食べると治るのが極端に遅くなるもの
・もち米類(せんべい、おこわ、赤飯、もち、だんごなど)
・白砂糖
なるべく控えましょう。

軽度の関節痛なら、運動や食事に気をつけるだけでも治ってしまうこともあります。
それくらい養生も大事なのです。

普段の生活を思い出すたびに「そういえば痛くなくなった」ということばかり。
と、とても順調に治っていたのですが、、、

□右ひざの内側に熱感 ← new!
□足のむくみ ← new!
□立ち続けていると足がだるくなる ← new!

新しい症状が出てきました。

【糸練功でチェック】
右ひざの反応 5.8合(前回は4.5合)
むくみの反応 1.0合(新しい治療点)

歩き過ぎて右ひざの状態が悪くなってしまったかと思いましたが、
合数は前回よりも上がっているため、このまま漢方薬を服用して頂く。

足のむくみと、立ち続けていると足がだるくなるという症状をとるために
1日1回だけ新たに漢方薬を飲んでいただく。




14日後。
□むくみ、だるさ ← 改善◎
□長い距離を歩くと痛くなってしまう
(セノバから呉服町までは平気だが、七間町くらいまで行くと痛くなってしまう)


14日後。
すべての症状がなくなったのでご本人の希望により治療終了。

本当は10合まで漢方薬を飲み続けて頂きたかったですが、食や運動を今後も気をつけて頂くということで一旦終了となりました(^u^)

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