関節リウマチ?変形性関節症? 漢方薬なら両対応!
変形性関節症の症例です。
20代 女性
変形性関節症と関節リウマチの違いは、(西洋医学的見解)
変形性関節症の特徴
・骨が破壊されていく自己免疫疾患
・膝関節や股関節など、限られた関節にだけ症状が起こる
・全身の他の関節に同時に症状が起こることはあまりない
・安静にしていると治まる
関節リウマチの特徴
・関節部の消耗や軟骨の破壊による炎症
・指や手首などの小さな関節に多く、左右対称に起こる
・全身のだるさ、微熱、貧血などが起こる
・安静にしていても治まらない
血液検査では
RF(リウマトイド因子)、MMP-3、CRP、抗CCP抗体、抗核抗体
などから関節リウマチかどうか判断する
どこが痛みますか? 変形やこわばりが気になる場所は?
□変形が目立つのは左手親指の付け根
□夜中と朝、起きたときに両膝、両肩、足の付け根に痛みとこわばりがあり、
動かすのがつらい。
□両肘の曲げ伸ばしがしにくい
治療のポイント
病院からは関節リウマチと言われ、リウマトレックスが処方されていました。
しかし、上記の西洋医学的な違いと患者さんの症状を比較してみると、
一致しないところがあり気になります。
数値が異常値を呈していたり、指や手首などの小さな関節部に起きている のはリウマチのようですが、
左右対称ではなく、全身症状がない というと変形性関節症のようです。
私が注目したのは
左ひざよりも右ひざの方が腫れがひどいこと
と
動いていないときに痛みがひどいこと
問診と糸練功から、血流を良くし痛みをとる漢方薬を選定。
煎じ薬として飲んで頂く。
↓
15日後に様子を伺うと
「起きたときの痛みとこわばりがかなりよくなってきているので嬉しいです。」
と仰っていました。
まだ完治はしていないので、この調子で続けていきましょう!
病院の薬が無効でも漢方薬で改善される良い例ですね。
西洋医学では病名を決めてからガイドラインに沿って治療が行われます。
そのため、診断名が違うと薬も変わります。漢方では体質をふまえた上で、症状に合わせて漢方薬を選びます。
症状が変われば当然、漢方薬も変わります。体質改善には時間がかかりますが、患者さんの悩みである痛みは早めにとれることが多いです。
あなたのリウマチも、もしかしたら漢方薬が良く効くタイプかもしれません。
あきらめる前にご相談ください。