痛みの漢方薬を飲むと手汗が治る 心因性の神経痛(漢方治療症例)
坐骨神経痛の症例です。
30歳男性。
心因性の痛みに対する漢方薬を飲んで1ヶ月ほど経過しました。
漢方薬(夜のみ)を足してから痛みはすっかりなくなりました。
いつものように体調の変化を尋ねると
「手汗が減りました!」
さらに「疲れにくくなりました!」と仰いました。
「手に汗にぎる」という諺があるように、
手汗をかきやすい体質は、緊張しやすい体質であることが多いです。
また「疲れ」でも「気疲れ」(仕事の内容的にも)の場合は栄養ドリンクでは治りませんよね。今回の漢方薬は主に 肝(経) に入るものです。
西洋医学的には横隔膜の緊張をほぐす働きがあるとされています。
この漢方薬を飲むと筋肉の緊張がほぐれることにより、
ストレスなどによる心の緊張をもほぐすことができます。主訴ではないが少し気になっている症状は、実は根っこでは繋がっていたというケースは多いです。
糸練功でチェックしたところ、
坐骨神経痛の反応は相変わらず順調です。(7.9合)
しかし、松果体の反応(ストレスセンサー、五志の憂)は良い状態とは言えません。(0.9合)
ご本人の性格は明朗快活タイプであり、普段はあまりストレスを感じていないようです。
精神面の症状(寝付きが悪い、途中で目がさめてしまう、悪い夢を見る事が多いなど)は出ていないのですが、
痛みの方には影響しているようです。
↓
1ヶ月後。
・しびれが一度だけあった。
・疲れやすいかも。
・脳に対応する漢方薬はたまにしか飲んでいなかった
糸練功でチェックすると、
坐骨神経の反応は6.8合。
五志の憂は0.6合。
飲んでいないので当然かもしれませんが、下がってしまいました。
漢方薬は体質を改善するものです。
体(筋肉)のクセを治すのと同じように心のクセも改善できます。
いつまで飲んだらいいの?
とよく聞かれますが、「合数が上の方まで行ったらですよ」とお応えしています。
一生飲まなければいけないというわけではありませんよ(^^)
ご本人は自覚症状が消えるもしくはかなり改善してくると「後は放っておいても治るだろうな」と考えがちです。
(実際に、自分で治そう!としっかりした意志をお持ちの方にこそ多いです)
しかし、これが落とし穴なのです。
自覚症状がなくなって間もないうちは、糸練功のチェックではまだ合格点にまで達していないことが多いです。
自覚症状がなくなってから、漢方薬の量を減らして暫く飲み続けて頂くと合格点に達します。
今回の症例で言いますと、
0~4合では、痛みがかなりつらいと仰る方が多いです。
4~7合では、痛みが出る日があったり、出ない日があったりギャップが出てきます。
そして7合を超えると痛みはほぼ出なくなります。
ただ、ストレスが加わったり、使いすぎたり寝不足だったり、負荷がかかると合数が落ちて自覚症状も出てきてしまいます。
10合で完全に卒業=完治 です。
絶対に10合までいかなければいけない、というわけではありませんが、
「あのつらい痛みはもう2度と味わいたくない」(ほとんどの方がそうかと思いますが)
と言うのでしたら、漢方薬で元気の貯蓄を作って余裕をもたせておくことをおすすめしています。
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