肝臓の数値(特にガンマGTP)が下がった!
不眠症で漢方薬を飲まれている方です。
60代 男性
「これなら大丈夫」ってお医者さんに言われたよ
昨年9月にこれといった原因は無いのに憂鬱な状態が続き、不安感や無気力、不眠といった症状が出ていました。
病院では「うつ病」と診断され、抗うつ薬と睡眠薬が処方され、他にも血圧、血糖の薬も出されていました。
不眠症になる前から毎日お酒を飲んでおり、もともと睡眠の質は良くなかったそうですが、そのころから一層悪くなってしまったといいます。
病院の薬だけでは良くならないため10月に相談にいらっしゃいました。
体質チェック
□毎日お酒を飲む
□たまに右脇腹~背中が痛くなる
□寝付きが悪く、眠りが浅い
□頭が重い(なにかを被せられている感じ)
□口の中がネバネバする
□手足がしびれる
これらを目標に漢方薬を飲んで頂きました。
漢方薬を毎日飲み続けているうちに、次々と症状は気にならなくなっていき、睡眠の質もよくなりました。
気になる血液検査の結果は、
定期的に行っている血液検査では
2016年10月の検査では ガンマGTPは「230」。
数年前などは400や500の時もあったようでした。
それが2017年1月の検査では「44」まで減少しました。
そして今回、4月の検査では「45」でした。
およそ3ヶ月で正常値になり、その後もキープできていますね。
ガンマGTPは主にアルコール性肝炎や脂肪肝の指標になります。
胆道閉塞や胆汁うっ滞などで胆汁排泄障害が起こるとことでも数値が高くなります。
この方はお酒が好きだそうで、数十年と欠かさず毎日飲まれていたそうです。
漢方薬を飲んでいる最中も一旦は休肝日を設けていましたが、睡眠の質がよくなるのをきっかけにお酒の頻度も元に戻ってしまいました。
しかし、ご本人は眠れているし体調もいいので満足だと仰っていました。
飲んで頂いた漢方薬は肝胆に働く漢方薬とされていて、肝臓の解毒力を高めるとされています。
これが功を奏したのかもしれませんね。
西洋薬をやめたい、と希望されているのでいまも漢方薬で体質改善中です。